令和三年元旦 新春によせて


新年あけましておめでとうございます。
よき新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

この正月は普段の生活と変わらない環境にいて、僕としては元旦を迎えた実感をあまり感じないのが正直なところですが、皆さまはどこで誰と一緒に新年の船出を迎えられておりますでしょうか。

昨年はいろいろと考えることの多い一年でした。
これまでも上がっては落ちるエレベーターのような人生を歩んできましたが、それでもこのような抗えないような力にあらゆることが押しつぶされた年は初めてでした。ゆく年くる年の境界線を一つの峰だとすれば、どうにか無事に山頂まで辿り着き、また新しいスタートラインに立てた自分をまずは褒めてあげたいと思っています。

しかしながら、元旦を迎えても、相変わらず世の中には右も左もこの災難が脳裏に過ぎる情報ばかり。新年早々、文字通り“うんざり”で、せっかく新しい一年を迎えるのだから、これを機に少々頭を切り替えるべきかとも思いましたが、きっとそれでは現実からの逃げに過ぎず…。まだまだ長い戦いになることを覚悟しながら、ちゃんと目を逸らさずにいこうと改めて気を引き締めました。

ほぼ一年間こうして東京に籠り、家族や友人とも距離をおきながら一種の「孤」を痛感し、その中で自分という「個」について深く考えさせられながら、不可抗力的に失ったものも多くありました。その上でこの新しい一年が失ったものを取り戻しにいく年になるのか、それとも新しいものを掴みにいく年になるのか。新しい峰はまだ曇っていて見えてきませんが、今年もこれまでと変わらず、自分が正しいと思う道を進んでいこうと思っています。

他人へのリスペクトを忘れず、あらゆることに関心を持ちながら。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


令和三年元旦 鈴木 翔

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