店員の面倒なんてひとつも考えていないおじさん@マクドナルド
今週はブログの更新を忘れていたので、想定執筆時間10分でサクッとひとネタ。
いつものようにマクドナルドでパソコン開いて作業をしていたら、すぐ隣の席にスポーツファッションに身を包んだおじさんがドサッと座ってきた。
お、おう、周りを見ると、わざわざ俺の隣を選ばなくても他に席はあると思うんだけどな。
え、まさか、これが世に言うトナラーってやつ?
と思ったが、俺の隣に座るメリットもなく、なおかつ、席がある限りどこに座るかは他人の自由だ。
仮に「なぜ、わざわざここに?」と聞いても、きっとおっさんは「ここに席があるから」とジョージ・マロリーみたいなことを言うだろう。
不快な気持ちになった時は自ら身を引くというのが今の時代を生き抜く鉄則なので自分が席をずれることにする。

そんな感じで最初から個性的な雰囲気を醸し出していたオッサンは、注文したものを席まで運んでくれるよう頼んだみたいで、注文番号の書かれたサインを席に置く。
そして大して間を置かずに店員の女子がトレーを持ってやってきた。
すると、おっさん。コーヒーを指差して、
「これ、砂糖もうひとつ持ってきて」
何? 砂糖を二つも入れたら、コーヒー甘々になっちゃうじゃないか(byブラック派)。
……いやいや、そうではなく、店員にここまで運ばせておいて、砂糖足りないからもうひと往復してくれってか。
別に俺にはひとつも関係ない他人事だけど何だか解せない。
店員の「はい」という返事にも「マジで?」って驚きの反応が籠もってるぞ。
砂糖が余分に欲しいんだったら注文の時に頼んでおくか、自分でレジまで取りに行けよ。
そして何食わぬ顔でスマホを電源に繋ぎ、YouTubeを見始めたおっさん。
店員女子が追加の砂糖を持ってきたら、「ありがとう」の一言もなく、まるでやってくれるのが当たり前という素振りだ。
人に迷惑をかけずに生きるなんて不可能だけど、こういう他人の面倒なんてひとつも考えないオッサンになってはいけないなと、YouTubeを不気味な笑顔で覗く隣の男を見ながら思った次第である。

about me
鈴木 翔
静岡県生まれ。東京都中央区在住。出版社や編プロに務めた後に独立。旅好きでこれまでに取材含めて40カ国以上に渡航歴あり。国際問題からサブカルまで幅広く守備範囲にしています。現在は雑誌、実用書などの紙媒体での編集・執筆だけでなく、WEBライターとしても様々な媒体に関わっています。ジャンルは、旅、交通、おでかけ、エンタメ、芸術、ビジネス、経済などノンジャンルでありオールジャンル。これまでの経験から「わかりにくいものでもわかりやすく」伝えることがモットーです。

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