伝え方はシンプル・イズ・ベスト! 気持ちを5文字で伝えられたらマジ最強

作業と作業の合間にブログを書きなぐり。

表向きよく喋るので身の回りにすら誤解されていることが多いが、僕は自分の思いはできるだけシンプルに伝えたいと思っている。思ったこと、感じたことをすべて5文字以内で表現できたらそれが最強だと思う。

おもしろい、つまらない、たのしそう、すてきだね、すごくいい、なんかへん、やりなおし…などなど。短い文字で本意が正しく伝わるなら、言葉をいくつも重ねる意味はない。



書き手になったばかりの頃は、とにかく説明くさいものをあれやこれやと詰め込みたがる。きっと文字を埋めることに優越感と達成感を感じるのだろう。紙の本と違って字数制限がないウェブではさらにその傾向が強くなるが、だらだら言葉を繋ぐより短い言葉でビシッと言った方が相手に強い印象を与えられると思う。

ただ、対面スキルがどんどん落ちてきて、物事をコンテクストで見られないような人が増えている今では、言葉を尽くさなければ本意が伝わりきらないというのが歯痒いところだ。こうしてフリーになったのも、組織でうまくやるための気遣いで起こる余計な無駄を削ぎ落としたかったのが理由のひとつ。特に中間管理職的な役割になってみて、本来自分が没頭すべき業務とは別のところに半分以上の労力を割いていることに気付かされた。


本物の友情に余計な遠慮や気遣いはいらない

そんな風にできるだけストレスフリーの生活を送っているので、周りにも同じことを求めるところはある。長い理由が紐づくにしても、仕事の話はシンプルに結論から入って欲しい。それは信頼関係が築けている関係ならばなおさら。例えば、こちらが一度「やる」と言ったものに対して、たとえそれが到底コストに見合わない作業だったとしても、やたらと謝られるのは逆にこちらが余計に気を遣う。真摯に「ありがとう」の言葉を一発もらえれば、相手の嘘偽りない思いはしっかりと伝わる。

そんな中、先日、今は愛知に住んでいる中学時代の親友から「会って話したいことがあるから年末の帰省の予定を教えてほしい」と連絡があった。でも、今年はコロナ禍で帰省の予定はないので「今時分、わざわざ会って話したいことがあるなら名古屋まで行くよ」と返した。すると彼は「僕の都合だから来てもらうのはすまない」と言う。

彼が今、どういう状況にあるのか薄々は知っている。詳しくは書けないが、彼が今抱えるものに対しては口には出さなくても一抹の不安がある。ほかでもなく、兄弟よりも絆が深いと言っていい親友だから、答えは「あいたい」のか「あいたくない」のかというシンプルな二択だと思う。そして、「あいたい」なら、どうすれば会えるか、お互いの都合を合わせていくだけ。

本物の友情に余計な遠慮や気遣いはいらない。そもそも彼の中だけで遠慮の意識があったとしても、僕にとって地元の浜松に帰るのも名古屋に行くのもそんなに変わらない。地元に帰るついでに会うにしても、時間を合わせたり、彼の実家まで行ったりする手間をあえてコストに換算すると、名古屋駅までピンポイントで行った方が払うものは安いのかもしれない。

子供の頃は何でも好き勝手言いあった関係も大人になって家庭を持ったりすると余計な遠慮が生まれる。その点で僕は、都会に染まったと思われがちでも、実は昔とスタンスを変えていない。続けることが正しいのか、変わっていくことが正しいのか、それは昔も今もわからない。ただ、人の懐にサクッと入っていけるこの性格は、けして変えてはいけない僕の本質的な強みと自覚している。だから君も、会って話したいなら遠慮なく「なごやこい」でいいんだよ。

まぁ、僕の中では「来月どこかで名古屋に行く」というシンプルな答えで勝手に帰結してるんだけどね。

さて、作業に戻るとしよう。今日もお疲れ様です。

それでは。

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