新宿某所の公衆トイレにある注意書きのイラストがエキセントリックで笑ってしまった
3月に入って徐々に暖かくなってきたので、今日はいつになくホカホカとした話をしたい。
先日、新宿ど真ん中の某ビル内のドーナツショップで作業していたら、突然“アレ”がやってきた。
恥ずかしがらずに言おう。ほかでもない、アレとは便意のことだ。
ところが周りを見渡しても店内にお手洗いがなさそうだ。
そこで店員に尋ねてみたら、同じビルの中にコイン式のトイレがあるからそこを使ってくれとゲームセンターで使うようなコインを渡された。
店を出て、複雑な造りのビルを右往左往しながら、何とも目立たないところにあるトイレを発見。入り口にコインの投入口があって、コインを入れないと扉が開かない仕組みだ。もらったコインは一枚。間違って女性用トイレに入れてしまったら、もう一度、お店にもらいに行くような余裕はない。男性用であることをしっかり確認して中に入り、どうにかことなきを得た。
数年前に改装されたばかりのビルなのでトイレもまだ真新しい印象。そして一人きりの空間でボケーっと用を足していると、壁に貼ってある注意書きのサインが目に止まった。
視覚だけで解るサインにしているんだろうけど、よく見るととてもシュールでツッコミどころが満載だ。上段の右くらいまでは理解できる許容範囲だけど、上段の左と中段の右のやつは明らかにおかしくないか?
まずは上段の左のやつ。
エクストリームな筋トレか!ってくらい、この体勢、物理的に無理があるからね。太ももとかふくらはぎとかピクピクしちゃって排便に集中できそうにない。何より足がツルッと滑って便器の中にダイブしそうで、想像するだけでも怖い。
次に中段の右のやつ。
フタの空いた便器の上に、アラレちゃんに出てくるようなウ○チが乗っているけれど、これどういう状態なんだろう?
想像したくもないけど、その画を映像で想像してみると、どう考えてもウ○チが便器の上に浮いている。
これは何を伝えたいんだろう。溢れるくらいウ○チを出しすぎないで…ということなのか、それとも出したものは流すのを忘れずに…ということなのか。僕の想像力が乏しいのか、この絵の意味が理解ができない。
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ついでに洗面台の近くにもこんなサインがあった。
この絵だと、ガムを吐き捨てるというより、もっと大量な何かをリバースしてますからね。笑
日本人の感覚とはかけ離れたサインだから外国人観光客なんかに向けてのものなんだろう(それなら「ゴミ」も日本語で書くべきじゃないような気がするけれど…)。日本人だと「いつも綺麗に使ってくれてありがとう」みたいな言葉だけで無言のプレッシャーを感じるけど、あまねく広く伝えるためにはこれくらいオーバーな表現にしなければならないんだろうね。
そういうわけで今日はホカホカとしたウ◯チ絡みの話でした。
【about me…】
鈴木 翔
静岡県生まれ。東京都中央区在住。出版社や編プロに務めた後に独立。旅好きでこれまでに取材含めて40カ国以上に渡航歴あり。国際問題からサブカルまで幅広く守備範囲にしています。現在は雑誌、実用書などの紙媒体での編集・執筆だけでなく、WEBライターとしても様々な媒体に関わっています。ジャンルは、旅、交通、おでかけ、エンタメ、芸術、ビジネス、経済などノンジャンルでありオールジャンル。これまでの経験から「わかりにくいものでもわかりやすく」伝えることがモットーです。