僕が自炊を楽しむ理由はこの4つ


コロナ禍で在宅作業や外出自粛の時間が多くなり、これまでやってこなかった自炊にチャレンジしている人は多いはず。

僕はフリーになってから自宅作業が中心となり、その頃から自炊が増えた。

会社員時代は9対1くらいの割合で外食や惣菜を買ってくることが多かったけれど、今は8対2くらいで自炊の方が多い。不器用でズボラながら、ひと通りの家庭料理は作れる。まぁ、たまには家事から解放されたくて1週間くらい外食オンリーになる時もあるけど。



自炊をする理由というと、節約とか健康のためというのが定番。でも、僕の場合はそれがメインじゃない。改めて整理してみると、僕が自炊をする理由は大きく分けて次の4つ。


①料理を覚えることは仕事の糧にもなる


グルメ系の仕事は主戦場じゃないが、お出かけコンテンツに関わる時はグルメ系の取材を頼まれることが多い。その際、見た目や味だけで表面的な原稿を書くことは簡単だが、その料理がどういうプロセスで作られたかを知るには、やはりある程度料理を知っている必要がある。また、料理をするためには自分で材料を買ってこなくてはならない。その中で食材の値段を知ることもひとつの勉強だ。つまり料理はただの家事ではなく、実益も兼ねた活動といえる。


②料理は頭のリフレッシュ手段


僕らがやっている仕事には“公式”がない。だいたいはコミュニケーションによって成り立つ仕事なので、相手や目的が違えばやり方も変わる。原稿を書くにしても無数の言葉の中から適切な言葉を拾う連続作業の繰り返しだ。煮詰まることも多いけど、そんな時に料理は良いリフレッシュになる。野菜と肉を炒めて水を入れ、煮込んだところにルーを入れればカレーの完成…というように家庭料理には大体決まった“公式”があるから、何も考えずに手を動かすという時間が良い気分転換に繋がる。


③食がちゃんとしていれば余計なことを言われない


衣食住の中でも特に食が偏った生活をしていると、周りから「早く家庭を持て」とか大きなお世話を言われがち。でも、家族の前で料理している姿を見せたり、SNSに料理の写真を上げたりしていると、自然と誰もそういうことは言わなくなる。これ本当。笑


④自分で美味いものが作れたら、それは人生の幸せだ


最後のひとつはこれ。今みたいに20時過ぎたら夕食難民なんてことになった時、美味いものをバラエティ豊富に作れたら、夕食をカップラーメンで済ますような不幸な思いをしなくて済む。いつでも好きなものが食べられる財力があれば問題ないけど、「美味しいものが食べたい」と思ったら、自分の腕を上げるのが一番だ。

簡単にまとめるとこんな感じ。ちなみに自炊を続けていると、人が作ってくれるご飯が何でも美味しく感じられるようになる。きっと、作る人の苦労がわかるようになるからだろうね。料理なんて面倒くさいとモチベーションが湧かない人は何となく参考にしてみて。

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