スポーツやアニメ、テレビ番組などで「ネタバレ」が許せる許容範囲って?

古い友人の一人に家族のために人生のすべてを捧げている男がいる。昔はよく朝まで遊んでいたし、夏はスキューバ、冬はスノボーとアクティブな男だったが、30歳を越えて家庭を持ってからは外で遊ぶことをすっぱりとやめ、家でも毎日のテレビの主導権から週末の予定まですべてが妻と子供のペースだという。いまだに一人で自由気ままにやっている僕からすると、あそこまで自我を消せるのは尊敬に値する(皮肉じゃなく本当に)。



子どもの頃から運動神経抜群だった彼。無論スポーツ観戦も大好きで、昔はオリンピックもサッカーW杯も注目試合は必ずリアルタイムに見ていたが、家族にストイックになった今は子どもを寝かしつけるまでテレビを見ないので録画派になっているらしい。よって今やっている東京五輪もほとんど見ていないそうだ。

かつてと同じように五輪の感想を共有したい側からしたらもどかしいところがあるけれど、そういう視聴習慣は個人の事情によるから別にいい。困るのはLINEなどで結果を先に喋ってしまうと「まだ見てないんだから!」と不機嫌になるところだ。試合の結果なんて試合が終わってしまえばそこら中で報じられるし、そもそもスポーツなんてナマモノなんだから、リアルタイムにライブで見ないで「俺は録画で見るんだ」と怒られても周りには大した罪がないと僕は思っているのだが。

ネタバレOK/ NGの境界線って?

いわゆる「ネタバレ」なのだが、スポーツを含めたエンタメにおけるネタバレのOKとNGの境界線てどのあたりなんだろう?

改めて頭の中で考えてみると、僕自身の基準は「お金を払ってみるものか否か」だと思う。

《ネタバレOKなもの(情報解禁直後に喋ってもいいもの)》

基準:無料で観られるもの

 例)アニメ、テレビ番組、地上波で放送されるスポーツなど

《ネタバレNGなもの(情報解禁しても喋っちゃダメなもの)》

基準:お金を払ってみるもの

 例)映画、漫画、小説など

無料で観られるものは広く世の中に共有されるわけだから、終わった瞬間に話題にしていいと思う。僕の友人のようにネタバレされて不機嫌になったとしても「そこまで楽しみにしていたなら何があってもリアルタイムに見なさい」と言いたい。

それに対して、映画のようなお金を払ってみるものは、結末を先に知ってしまうと、その後にお金を払って観る価値が一気に下がってしまうので、やっぱりネタバレはNGだと思う。

現にもし自分がネタバレ“される”立場だとしよう。例えば、いま人気の鬼滅の刃や呪術廻戦なんかは、アニメで放送されたところまでが話題になるのは自分がそこに追いついていなかったとしても「仕方ない」と許容できるが、コミックスを買わないと分からないような先の話がダダ漏れになっているネットの記事なんかは目を塞いで飛ばす。



難しいのは、先日のサッカー欧州選手権のようにWOWOWやDAZNのような有料放送でなければ観られないスポーツの場合。こういうのは、その後の時間帯のニュースやネットニュースなどで大きく報じられるかどうかというのが基準かな。例えばメジャーリーグで大谷選手がホームランを打ったことはすぐに大々的にネットで報じられるからリアルタイムで観なくても全然気にならない。逆に日本であまり大きく報じられないアメフトの試合をアーカイブ放送で観るのを楽しみにしていたとして、その結果を先に教えられたらイラッとくるはずだ。

このあたりは人それぞれ意見があるだろうけど、きっと多くの人が僕と同じ考えじゃないかな。まぁ、家族のために全てを捧げている友人には、毎回ウソの結果を教えて楽しませてもらっているので、それはそれでいいのかな。おわり。

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