あの文字は…。東京・銀座の一角で見つけた『呪術廻戦』の世界?

東銀座を自転車で走っていたら

銀座の街を自転車で走っていた時、いつも入っている場所なんだけど、ふと気になるものがあった。

それがこれなのだ。

銀座4丁目にある「三原小路」の門。

ざわざわざわ…。

この看板の書体、最近どっかで見た気がする。



もっと寄ってみる。

じぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーー。

……あ、分かった。

『呪術廻戦』のロゴだ。

僕は基本的にアニメから入ったものはアニメで見る派。

例えば『ワンピース』や『弱虫ペダル』『キングダム』『進撃の巨人』なんかはコミックス派。

一方で『鬼滅の刃』も、この『呪術廻戦』なんかはアニメ派。

『呪術廻戦』は最近アニメの第1期が終わったばかり、やや中途半端なところで終わったけど、この沸騰した人気を秋の映画まで引っ張るのかね。

とりあえずコラボ商品もたくさん出ていて、最近はこのロゴを見ない日はない。

呪術廻戦は東京が舞台だけど、少なくともこれまでのアニメで銀座が出てきたことはなかったような。(いや、銀座でシースーとかビフテキとか食ってたか…?)

いずれにせよ、どちらも古代に使われていた篆書体の字形だからたまたまだろうけど、同じ4文字だし、もしかしたら呪術廻戦のスタッフはここの看板を見てイメージの着想を得たのかも?

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三原小路は呪術廻戦よりもずっとずっと昔からある。

三原小路を歩いてみる

碁盤の目状に作られた街の一区画を横切る小さな通り。

なんと戦前からあって、昔は30軒以上の料亭や小料理屋が集まっていたらしい。

今も石畳道の両脇にスパニッシュバルや小籠包を売りとする中華料理店があって、「小路」という言葉が似合う、ひっそりとしてシャレオツな雰囲気だ。

小路の中にある「あづま稲荷神社」は、 ここがたびたび火事に見舞われたことから、町内の方が京都伏見稲荷より分霊して祀った街の守り神。しっかり手を合わせて写真を撮らせていただいた。

レトロ感と今っぽさが融合した雰囲気は、看板の文字だけでなく空間自体が呪術廻戦の世界観を投影したような場所だ。

まさか原作ではもう出てるとか?



ちなみに、ここなら悠仁みたいに黒閃が出せそうだったので、試したみたところやっぱりダメでした。

それにしても、この畝ったフォント。連想させるなぁ。

気になったファンの方は食事がてらにぜひ行ってみて。

【about me…】

鈴木 翔

静岡県生まれ。東京都中央区在住。出版社や編プロに務めた後に独立。旅好きでこれまでに取材含めて40カ国以上に渡航歴あり。国際問題からサブカルまで幅広く守備範囲にしています。現在は雑誌、実用書などの紙媒体での編集・執筆だけでなく、WEBライターとしても様々な媒体に関わっています。ジャンルは、旅、交通、おでかけ、エンタメ、芸術、ビジネス、経済などノンジャンルでありオールジャンル。これまでの経験から「わかりにくいものでもわかりやすく」伝えることがモットーです。

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