銀座三越「銀座シャンデリアスカイ」から銀座中央通りと晴海通りのパノラマビューを楽しむ
銀座の新しいシンボル「銀座シャンデリア」
3度目の緊急事態宣言による営業自粛要請を受け、書き入れ時のゴールデンウィークに休業を余儀なくされている百貨店。今日は厳しい時期をがんばる百貨店を応援するべく、こんな企画をお届けしたい。
コロナ禍の自粛ムードの中で積極的なPRができていないのか、去年、銀座三越本館のファサード(正面外観)がリニューアルされたことを知る人は少ないかもしれない。
「銀座シャンデリア」というそうだ。ライオン像で有名な正面玄関上の壁一面に巨大なシャンデリアのレリーフが取り付けられている。
シャンデリアにはLEDが埋め込まれているそうで、去年のクリスマスシーズンはこんな風に華やかにライトアップされていた。ほかにもいくつかのライティングパターンがあるという。
銀座に出かけたら、ほぼ確実に通過する銀座四丁目交差点の一角なので、まさに銀座の新しい象徴的スポットといえる。
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ただ、いつも交差点で信号待ちをしながら、ずっと気になっていたことがある。それが何かというと、レリーフ上部の両脇がなぜかメガネのようにガラス張りになっているのだ。
銀座大通りを見晴らすには絶好のポジションなので、さては展望レストランでもあるのだろうと思っていたが、買い物に出かけた際、エスカレーターの館内広告に「銀座シャンデリアスカイ、OPEN」という文言を見かけた。どうやら、あそこのガラス窓のことを言っているらしい。新しいものを見かけたらとりあえず行ってみる、それが我々の鉄則だ。
「銀座シャンデリアスカイ」から銀座の街を俯瞰
「銀座シャンデリアスカイ」は銀座三越本館の7階にある。正面玄関を入ってエスカレーターで7階まで上がり、左手に行けばたどり着く。なお、入場料などはかからない。
全体の雰囲気はこんな感じ。キラキラとした商品が所狭しと並ぶ百貨店のイメージからすると、ゆとりを感じる空間。上品なソファや椅子が、ランダムな配置ながら整然とまとまっている空間はさすがギンミツ。買い物で疲れた足を休めるにはちょうどいいスペースだ。
ギンザ、チャンデリエール、スカーイ。笑
小さなアート展など、イベントスペースとしても活用されているそう。
さてさて、気になるのは窓の外に見える景色だ。それでは一緒にご覧いただこう。
銀座四丁目交差点と銀座中央通りの南側を一望。銀座中央通りと晴海通りという2つの目抜き通りをこうして気軽に俯瞰できる場所はなかなかない。
遠くにはエルメスビルなんかもあるけれど、やっぱり目立っているのはRICOHの5文字。
普段、自分がこのミニチュアみたいな景色の中を自転車で走っていると思うと、何だか不思議な気分だ。
それでも、きっとまだ穴場で、平日の昼間なんかはそんなに人が多くないんだけど、こんなに座り心地のいい椅子を置かれちゃうと、ここでデパ地下のパンでもかじりながら、パソコン開いて一作業……なんて思ってまう、笑。※たぶん飲食は禁止。
今は夜のライトアップもなく寂しい限りの銀座三越だけど、銀座シャンデリアスカイは銀座らしい風景をバックに素敵な記念写真も撮れそうなスポットなので、緊急事態宣言が解除されたら、ぜひショッピングを兼ねて出かけてみてください。
【about me…】
鈴木 翔
静岡県生まれ。東京都中央区在住。出版社や編プロに務めた後に独立。旅好きでこれまでに取材含めて40カ国以上に渡航歴あり。国際問題からサブカルまで幅広く守備範囲にしています。現在は雑誌、実用書などの紙媒体での編集・執筆だけでなく、WEBライターとしても様々な媒体に関わっています。ジャンルは、旅、交通、おでかけ、エンタメ、芸術、ビジネス、経済などノンジャンルでありオールジャンル。これまでの経験から「わかりにくいものでもわかりやすく」伝えることがモットーです。