「あんず お肉の工場直売所 勝どき店」の印象と惣菜コーナーで買ってきた唐揚げの感想

そうだ「あんず お肉の工場直売所」に行こう

急に唐揚げが食べたくなった。ただ、家で揚げ物は後片付けを含めて一人では何かと非効率なので、外に食べに行くか惣菜を買いに行くかの二択となる。そもそも冷蔵庫の中に鶏肉がない。

ただ、近所のスーパーや弁当屋の唐揚げはもう食べ飽きたし、この近くで唐揚げ定食を出しているところといえば「松のや」くらいしかない。これもまた食べ飽きた。



あー、そうだ。そういえば「あんず」の肉屋が近所にできたのだった。たしか、あそこの唐揚げはまだ食べたことがない。そういうわけで、ピンポイントで唐揚げが欲しいだけなので特に身なりを整えず、着の身着のまま財布とスマホだけ持って家を出たのだが…、

この混雑ぶりだよ、おいおい。オープンからもう半年以上経つけど、やっぱり客の数すごいし。きっとテレビなんかの影響でまだまだ話題なんだなぁ。区外からの高級車も多いことからも、普段遣いではなく「お出かけ」の一環で来ている人が多いとわかる。GAPのTシャツ1枚とユニクロのトレ短パンという“部屋着”で入るのはちょっと躊躇しますわ。笑

すでにこの店には何度か来ている。その経験から僕個人の印象を箇条書きにすると、

・牛肉も豚肉も国産がメイン

・牛肉は高級銘柄の「宮崎牛」がメインで、A5ランクも直売価格で提供
 切り落としのような掘り出し物が見つかることも

・量り売りのコーナーでは花咲カルビなど焼肉専門店のような部位・カットも販売

・豚肉はブランドものとノンブランドもので価格帯の異なる2銘柄が揃っている

・本拠地である九州の野菜や国内外の目新しい調味料なども置いている

・揚げ物、煮込み料理など、肉系惣菜も豊富に揃う

こんなところだろうか(記憶だけに頼っているので、間違っているところがあったらごめんなさい)。

肉のハナマサのような肉市場系と比べると、輸入ものの生肉を扱っていないという点で差別化を図っている。ハナマサが「量販店」だとすると、あんずは高級店とは言わないまでも「専門店」というイメージで、どちらも肉を売りにした食料品店でありながら品揃えは大きく異なる。僕も節約重視の時はハナマサ、ちょっと高い肉でひとり焼肉をしたいような気分の時はあんずと使い分けている。

以前ここにあったベーカリーの居抜き店舗で、たぶん、以前の店よりもバックスペースに割いている面積が多いので店内は決して広いとはいえない。でも、IKEAなどのように一歩足を踏み入れたら、すべての商品を見ないとレジまで辿り着けない店舗レイアウトになっていて自ずと滞在時間は長くなる。遠方から来たと思しき人たちは目新しさもあってどんどんカゴにものを入れていくので、このあたりは商売がうまいと感じる。かくいう僕も、から揚げだけ買いに行ったつもりが別のものをいろいろ買ってしまった。

なお、店内は写真撮影NGなので、中の雰囲気は外観写真から想像してくだされ。

ありたどりの鶏モモ唐揚げ、その実力やいかに

さて、本題である唐揚げの話だ。鶏モモ唐揚げと鳥ムネ唐揚げがあるうち、今回は鶏モモ唐揚げを買ってきた。一般的なサイズの唐揚げが6個入って380円。スーパーの惣菜と比べるとちょっとだけお高めな印象。その価格の違いは素材の差にあると思う。スーパーの惣菜はタイ産やブラジル産の安い輸入肉を使っているところが多いと思うが、あんずの唐揚げは国産銘柄鶏の「ありたどり」を使っている。

「ありた」とは主要生産地である佐賀の有田町から来ていて、佐賀と長崎の指定農場のみで育てられているそうだ。公式ホームページによると、その特徴は「90%以上植物原料の飼料+ケルプ混合発酵飼料で仕上げることで、鶏肉特有の臭みが少ないこと」にあるそうだ(ケルプとはハーブの一種として認められている昆布)。

それでは、さっそくレンジで温めて、その実力を確かめるとしようか。

片栗粉を使った薄めの衣はサクッとした食感。ただし、油を多めに含んだところは温めすぎるとブヨっとなる。そして、やはり国産の品質の良い鶏を使っているため、肉質が柔らかいだけでなく、鶏の繊維質が歯触りの中にホクっと感じられる。そして確かに臭みがないあっさりとした味わいで、素材の旨みがしっかり口の中にあふれ出す。



衣の材料は、片栗粉、塩コショウ、醤油、ニンニク、砂糖、そしてほんだしとシンプル。酢は使っていないのだが、ちょっとした酸味を感じるのは、ほんだしあたりの効果なんだろうか。

やはり肉質がいいから美味い。これに尽きる。またリピートしたいと思うけど、一人暮らしの場合、一食分の惣菜に使える予算というと300円から500円くらいで、他の惣菜も選びたいのでミニサイズのパックがあるといいかな。

以上、「あんず お肉の工場直売所」の感想と唐揚げのレポートでした。スーパーでは出合えないようなアイテムもあって面白いので、勝どきの近くにお越しの際はぜひ訪れてみてください。

【about me…】

鈴木 翔

静岡県生まれ。東京都中央区在住。出版社や編プロに務めた後に独立。旅好きでこれまでに取材含めて40カ国以上に渡航歴あり。国際問題からサブカルまで幅広く守備範囲にしています。現在は雑誌、実用書などの紙媒体での編集・執筆だけでなく、WEBライターとしても様々な媒体に関わっています。ジャンルは、旅、交通、おでかけ、エンタメ、芸術、ビジネス、経済など様々。これまでの経験から「わかりにくいものでもわかりやすく」伝えることがモットーです。

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