どれだけ入る? 僕の愛用ビジネスリュック、アークテリクスの大定番「アロー22」レビュー
アークテリクスの定番リュック、アロー22
ビジネスパーソンにとってカバンは消耗品だ。
僕もこれまでいろんなバッグを使ってきた。僕のように仕事の時間とプライベートの時間がシームレスに繋がっていて、なおかつ仕事で様々な場所に顔を出す機会があるといろいろな場面を想定しなければならないのでカバン選びもなかなか難しい。
決まっている条件を挙げるとすれば、
①お堅い場面でもカジュアルな場面でも違和感のないデザイン
②自転車移動でも困らないリュック型 or ショルダー型
③一眼レフカメラとレンズが入るくらいの容量
大きくこの3つだろうか。かっちりとしたビジネスバッグだとほとんどの場合は③の条件が満たされない。いま使っているバッグもいろんなお店に行ってだいぶ検討したけれど、結局このアロー22に落ち着いたのである。
アークテリクスはカナダに本拠地を置くアウトドアメーカーだ。登山アイテムでも人気のメーカーだけど、僕はどこか「意識高い系」の印象を感じてこれまでひとつも持っておらず、これが初めて買ったアイテムになった。ちなみにAmazonなどでも並行輸入品が割安に買えるが、これは銀座の直営店舗「ARC’TERYX TOKYO GINZA」で買った。
通勤バッグとして人気の高いアロー22。「22」とは容量が22リットルということ。アークテリクスの公式サイトから引用した説明は次の通り。
20年近くアークテリクスのアイコンとして知られているアロー。オリジナリティのあるスタイルと現代的な機能はそのままにリニューアルしました。内部にパッド入り15インチノートパソコンスリーブを備え、日常的に必要になるアイテムを効率的に収納。ハイドレーションシステム対応、丈夫なWaterTight®止水ジッパー付きカンガルーポケットなど、都会の通勤からハイキングまで活躍します(アークテリクス公式サイトより)
タウンユース用に設計されているアイテムながら、撥水性も高く、日帰りならハイキングや登山に使うのも十分に可能な作りだと思う。
アロー22の特徴をじっくりチェック!
既に半年以上ガシガシと使っていて、やや使用感が出ている僕のアロー22。
旧モデルはロゴの下に「ARC’TERYX」の文字が描かれていたが、最新モデルはロゴのみというのが大きな違いだ。
象徴的なカンガルーポケット。アークテリクスにとって自慢の機能である止水ジッパーは太くて頑丈で上下に2つのスライダーが付いている。
左右に広い隙間があり、下も奥行きが結構あるので、コード類や手帳などの小物はこちらに入れている。
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メインの収納スペース。2つのスリーブがあり、片方はノートパソコン用のパット入り。ここは最新モデルの変更点でショップの店員も推していたポイントである。僕の13インチのMacBookAirもすっぽりと収まる。
カンガルーポケットと同様で下は結構奥行きがある。
左側面のポケット。主にペットボトルを入れるのに使っている。
右側面のポケット。ベルクロで閉じるようになっていて、定期券など薄いものを入れるのに便利だ。
フル搭載で荷物を詰めてみる
では、実際にどのくらいの荷物が入るかというと、僕がMAXに詰め込んだ例を見せるとこんな感じ。
パソコン、カメラ、望遠レンズ、Kindle、弁当箱、水筒など、広げてみると結構な量の荷物が入ることがわかる。
リュックだと背負い心地も重要なポイントになるが、登山用品のメーカーが作るバッグだけあり、背負ってしまうと実際ほどの重さを感じない。
スマートなデザインで落ち着いた色合いなので、スーツスタイルにも合わせられるのがいい。
外面は撥水素材なので、僕はガンガンハードに使っている。
あえて難点を言うとしたら、背中側から外に向けて収納部分が台形を描くデザインなので、あまり物を詰め込むとスライダーに引っかかってジッパーが閉まらないところと、黒なので汚れが目立ちやすいところか。
きっとビジネスリュックを探す時に選択肢のひとつに入れる人が多いだろうアークテリクスのアロー22。使用者の声として購入の参考にしてもらえたら嬉しい。
では。
【about me…】
鈴木 翔
静岡県生まれ。東京都中央区在住。出版社や編プロに務めた後に独立。旅好きでこれまでに取材含めて40カ国以上に渡航歴あり。国際問題からサブカルまで幅広く守備範囲にしています。現在は雑誌、実用書などの紙媒体での編集・執筆だけでなく、WEBライターとしても様々な媒体に関わっています。ジャンルは、旅、交通、おでかけ、エンタメ、芸術、ビジネス、経済など様々。これまでの経験値から「たとえわかりにくいものでもわかりやすく」伝えることがモットーです。