お台場・夢の大橋の「聖火台」を記憶に留めておこう

先週末に有明と台場の間にかかる「夢の大橋」まで東京五輪の聖火台を見に行ってきた。閉会後もしばらくは設置されているのかと思ったら、閉会式後にこちらも消灯されたみたいなので、ここにアーカイブを残しておこうと思う。

「観覧自粛」って言われていたけど、一応わたし近隣住民ですし、お散歩レベルではなくてもサイクリングレベルの範囲ですし、このくらいの移動はいいでしょ?

……なんて思ってクソ暑い中、チャリンコ転がして行ってみたんですけど、現場はやはり結構な人出。

おまけに一般人と同じくらいとまではいかないが、警備員や大会ボランティアの人もかなりの数いて「写真を撮る時は柵から一歩離れて〜」とか「(通路になっている)横からは写真を撮らずに立ち止まらないで〜」とか、絶えずアナウンスしている。正直こんなところに設置しておいて見せたいのか見せたくないのか、よく分からない。

目の当たりにした聖火台は、開会式で見た国立競技場のものに比べるとだいぶ小ぶりで、鑑賞スペースからだとなかなかの距離がある。



記念写真を撮る人は多いわ、僕と同じようなアマチュアカメラマンが大勢いるわで何かと煩わしい。さらに猛暑日級の暑さだし。場所取り合戦みたいのは仕事でごまんと味わっているゆえガチで嫌いなので、こういう時、あんまり気分が乗ってこない。それに加えて、そもそも「火」を昼間に撮るってどうなんだ?と自問自答に突き当たってしまった。

そういうわけで近くのボランティアの兄ちゃんに尋ねてみたら「24時間ついてますよ」と教えてくれた。ついでに「夜になるとパレットタウンの観覧車がライトアップされるから、それ目当てで来る人が多いっすね」と。

観覧車ね。う〜ん、一見それは確かに綺麗だと思うんだけど、観覧車に五輪との親和性はないし、写真が華やかに見える以外に一緒の画に収める理由ってあるか?と黙考。むしろ、たぶん後ろの画が煩くて聖火が沈むだろう。何よりマジックアワー狙いの連中とわさわさポジション争いなんてしたくないし、この距離だと望遠レンズを持ってきた方がいい。そういうわけで、静かな時に撮るなら明け方が一番だろうと考えて出直すことにした。

そして翌朝…。目覚めたら深夜3時半過ぎ。

夏の朝は早いから4時半には空が明るくなり始める。ちょっと寝過ぎてしまった。急いでシャワーを浴びて4時前には家を出て、自転車で夜の晴海大橋を激走。すでに東の空はうっすら明るくなってきている。ちょっと焦る。

で、4時半過ぎに着いてみたら…。

まだ始発が動く前なのに結構人いるし。オリンピックファッションなんかでじゃんじゃん記念撮影とかしてるし。

こういうこと言うと誤解されそうだけど、僕、みんなが見るものを独り占めして写真に収める瞬間が一番の快感だったりする、パリの凱旋門にしても、カンボジアのアンコールワットにしても、これまで誰もいなそうな時間をあえて狙ってきたわけで。

なるほど、交通の弁が悪いお台場だけど、みなさん、車で来ているわけね。個人的に「人流」とかあんまり気にしないし、細かなことは言うつもりもないけど、今の東京にどこからやって来たのか、みんな結構計画的にレジャーを楽しんでいるという証拠ですな。真夏の大冒険か、うらやま。



まぁ、それはいいとして聖火台を撮るとしよう。東の空はだいぶ明るくなってきたけど、西の空はまだ暗い。やはり、この時間帯の方が炎がはっきりと見えて綺麗だ。

やっぱり望遠で撮ると迫力が違うな。だんだんと明るくなり始めて、少しずつ印象が変わる。

ちょうど東から朝日が照らし始めて、良い感じのグラデーションになった景色も撮れました。

選手村の近くに住んでいながら100%のオリンピックムードを味わうことができなかった東京五輪。そんな中で聖火を間近で見られたのは数少ない思い出になった。

朝から汗だくになりたくないので完全に朝を迎える前に退散。選手村を眺めながら家に帰り、部屋で寝転がりながらマラソン競技を応援しました。

きっと何十年後に東京五輪の思い出を語る時、またこの写真を見ることになるのだろう。おわり

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